涼宮ハルヒの憂鬱 13話、14話 感想

間違いなく今年度最大の作品であろうハルヒも遂に最終回を迎えちゃいましたねぇ。
 
13話はまさに見ているこっちも憂鬱になるような回でした。
キョンに昔の事を語っている時と言い、全体的に憂鬱になるような構成だったし、
エンディングでも、初のハルヒが完全孤立してもいたし。
古泉の能力お披露目、ハルヒの世界への不満(というかセカイを知ったって感じ?)、
各勢力がキョンへの関心してる理由が明らかになった回。
そりゃ平穏だったのが、いきなり波風たてたらそれを作り出した切っ掛けには注目するわな。
確かに閉鎖空間を生み出して、セカイをやり直す事が可能な存在が居たら古泉の機関の様に
ハルヒ=神様扱いしても不思議ではないよねぇ。
古泉の言う通りハルヒは「非日常を望んでいるけど、そんな事は無いという常識を持っている」ね。
野球での長門のインチキ打法にキョンの魔球w、射手座の日長門の異常なプログラミング技術。
これをスルーしてたのは常識の方が認識基準になってるからなんだろう。
 
14話はアニメの時系列シャッフルの集大成。まさに今までの放送話数は最終回の為にあったって感じ。
ただ単に時系列通りにやっていたら、ここまでの評価にはならなかったかなぁ。
一番印象なのは、着替えるからってキョンを追い出し(その前は追い出さなかったにも関わらず)、
制服になると思ってたけど、なぜかバニーになったハルヒ
キョンに気にして欲しかったんだろうなぁ……。良いツンデレですな。
もっとも最後の無理矢理ポニテには敵いませんがw
閉鎖空間内でのハルヒキョンの服をつかんでたり、ハルヒツンデレ全開な回でもあった気が。
個人的に大好きです、こういう展開。おおかたの予想通りのキスでの結末も好き。
ただハルヒだけでなく、長門もみくるも古泉も(w)萌えがあったのは素晴らしいの一言。
「あたしがさせない」なんかは、ちょっとハルヒから転びそうになったw
攻撃であるにもかかわらずノーダメのみくるのポカポカパンチは最高。
もはやみくるの声は後藤邑子以外に考えられまい。
古泉、生めば増やせばってお前……サイコーw
 
時系列的には後である野球とかの伏線(原作では伏線では無いんだろうけど)も
うまく回収してあって良かった。
第一話から話題を呼びまくった涼宮ハルヒの憂鬱だったけどこれにて終了。
ホントにあっという間の三ヶ月だったなぁ。これほどまでに第二期を楽しみにしたいアニメは無いなぁ。
(現状ではゼロの使い魔もそうかもしれんけど)
もし第二期をやるのなら絶対的に京アニでお願いしたい。ってかそうじゃなきゃダメだろうなぁ。
キャストも変更無しで。特にキョンが変わったら俺はきっと見ない。
今回のアニメの成功の最大の功労者は言うまでもなく京アニスタッフの面々であろう。
が、それと同様にキャストの面々も大きいと思う。
俺的に今回で評価がメッチャ上がった平野綾杉田智和の二人は今後も注目していきたい。
杉田智和の方が銀魂でも良い演技してるし。
平野綾に関しては、演技、歌の時と平常時の違いを受け入れられない人にはきっついかなw
俺的には問題無しだけど。